“小銭”のいろいろな読み方と例文
旧字:小錢
読み方割合
こぜに92.0%
こせん4.0%
ペニイ4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陳は小銭(こぜに)を探りながら、女の指へ顋(あご)を向けた。そこにはすでに二年前から、延べの金(きん)の両端(りょうはし)を抱(だ)かせた、約婚の指環が嵌(はま)っている。
影 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
どうせ飛び出すのだ、何しろ訪ねて見ようと銀之助は先(ま)づ懐中(くわいちゆう)を改めると五円札が一枚と余(あと)は小銭(こせん)で五六十銭あるばかり。これでも仕方がない不足の分は先方(むかふ)の様子を見てからの事と直(す)ぐ下に降(お)りた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)