小慧こざかし)” の例文
尤も猿公えてこうのなかでも、少し薄鈍うすのろなのは、を食べると直ぐげ出すので滅多につかまへられる事はないが、智慧自慢の小慧こざかしいのに限つて、猟師の真似をして、戸棚に入るといきなりを閉めてしまふので
打つ危ない馬車に乘らるべきかほかに馬車なくば破談にすべしと云へばナニお客樣途中でこはれるやうな事はございませんこはれても上の屋根だけですからころがり落る程の事は有ませんサアお乘りなさいと二十三四の馬丁べつたう平氣なれば餘義なくこれに乘る二十三四の小慧こざかしやつ客を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)