“小屋掛料”の読み方と例文
読み方割合
こやがけりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信長は云い添えて、なお彼らの小屋掛料こやがけりょうまで施して去った。その行列の遠く降りて行ったあと、峠の蝉時雨せみしぐれは彼の慈悲に泣く飢民きみんの声のようでもあった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)