“尋常茶飯事”の読み方と例文
読み方割合
じんじょうさはんじ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういうわけであるから現代の読者にはあまりに平凡な尋常茶飯事じんじょうさはんじでも、半世紀後の好事家こうずかには意外な掘り出し物の種を蔵しているかもしれない。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
とはなはだ尋常茶飯事じんじょうさはんじのごとき口調くちょうで答えた。これが日本ならいろいろな嫌疑けんぎも受けるであろうが、自由の天地は違うと思いながら、僕はそのほうに足を運んだ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)