“寄集”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よりあつま68.8%
よりあつ12.5%
よせあつ6.3%
よりこぞ6.3%
よりつど6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一日近親の者は寄集(よりあつま)って協議をこらした。そして結果は伯爵家を除籍して別家させなければなるまいという事になった。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
或(あ)る夜(よ)の月(つき)に下坐敷(したざしき)へは何處(どこ)やらの工塲(こうば)の一連(む)れ、丼(どんぶり)たゝいて甚(じん)九かつぽれの大騷(おほさは)ぎに大方(おほかた)の女子(おなご)は寄集(よりあつ)まつて、例(れい)の二階(かい)の小坐敷(こざしき)には結城(ゆふき)とお力(りき)の二人限(ふたりぎ)りなり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
そこには気の少し変な中老の女がいて、お釜(かま)を洗って底の飯粒を寄集(よせあつ)めては、「おいしい、おいしい」というのが聞えるということでした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
家内中寄集(よりこぞ)りて、口を解(ほど)いて面白そうに雑談(ぞうだん)などしている時でも、皆云い合したように、ふと口を箝(つぐ)んで顔を曇らせる、といううちにも取分けてお政は不機嫌(ふきげん)な体(てい)で、少し文三の出ようが遅ければ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
四方へ走らせて斯(かく)と告るに町内の行事(ぎやうじ)其外家主中(いへぬしちう)名主(なぬし)書役(しよやく)に至る迄忽(たちま)ちに寄集(よりつど)ひしかば知らせし兩人も一緒(しよ)に行て死骸を怕々(こは/″\)ながら後より覗(のぞ)き見て各々方(おの/\がた)は御苦勞成(ごくらうなり)と云つゝ兩人は通り過んとする處を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)