寂閑しんかん)” の例文
うすると、急に秋風が身にみて、其の男はぶる/\と震へ出したさうだがね、寂閑しんかんとしてひと一人ひとり居さうにもない。
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)