宿継しゅくつ)” の例文
飛脚に立てたるこの者共を道案内に、宿継しゅくつぎの早駕籠にて早々当地へ参らるべし、お待ち申す。
『何やら、忌々いまいましゅう存ずる。此方こっち早駕はやを捨てて宿継しゅくつぎに、馬を代えて走ろうか』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここで宿継しゅくつぎの駕籠を替えて、次の宿、神奈川へ同じく二里半、お昼少しまえでした。
宿継しゅくつぎ早の替え駕籠二丁仕立てろッ。ここからすぐに追っかけるんだ