“宿端”の読み方と例文
読み方割合
しゅくはず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宿端しゅくはずれや問屋場の附近は、なおさらであった。ここでは穀類や乾菜かんさいや、塩、味噌、粉、干魚、鰹節かつおぶしなどの俵とかごと袋で幾つも山ができていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……伊兵衛は吉田の宿端しゅくはずれへ来たとき、昨日までそこに立って、客を待っていた自分の姿を思いだし
雪の上の霜 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
とりの声を聞くと、彼はもう木賃を出ていた。そして島田の宿端しゅくはずれで待っていた。果たして、まだ朝霧の中を、弥五郎一刀斎と善鬼のすがたが彼方から見えた。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)