“宰相”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいしょう86.2%
さいしやう10.3%
大臣3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その軍師たり宰相さいしょうたる重職にある孔明が、身に一兵も伴わず、まったくの単身で、呉へ行くという意気はけだし容易な覚悟ではない。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
漢学の素読そどくの仕方がまた非常に可笑をかしかつた、文章軌範の韓退之かんたいし宰相さいしやうたてまつるの書を其時分我々は読んで居つたが、それを一種可笑をかしい、調子を附けずには何うしても読めぬので
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
私はある宰相大臣の口から内々聞いた事は、シャーターがツァンニー・ケンボと親しくすることを怪しんだことです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)