“安臥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんが81.8%
あんぐわ9.1%
やすう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ベッドの上に安臥あんがさせられた婦人は、一時間ばかりしてぱっちりと目をさました。かの女はふしぎそうにあたりを見まわした。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
週間しうかん安臥あんぐわは、御米およねつてじつ比類ひるゐのない忍耐にんたいの三週間しうかんであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「そちがおればこそも枕を高くして、安臥やすうしておられるのだ。決して、寝所の帳か番犬のように、忘れ果てていたわけじゃない」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)