“安々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やすやす50.0%
やす/\43.8%
あんあん6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、さらに一月ばかり経って見ると、かえって彼はそのために、前よりもなお安々やすやすと、いつまでもめないよいのような、怪しい幸福にひたる事が出来た。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
たゞ平岡の方から、自分の過去の行為に対して、幾分か感謝の意を表してる場合に限つて、安々やす/\と筆が動いて、比較的なだらかな返事が書けた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)