“婢僕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひぼく94.1%
おんなおとこ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
擬(まが)いの神尾主膳に附添いの者共はみな集まって来たし、この家の主人や婢僕(ひぼく)までもみな廊下のところに、そっと様子を見に来ている。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
早く行て船室へ場を取りませねばと立上がれば婢僕(ひぼく)親戚上(あが)り框(かまち)に集(つど)いて荷物を車夫に渡す。忘れ物はないか。御座りませぬ。
東上記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
家内の婢僕(おんなおとこ)には日ながの慰みにせられ、恋しき人の顔を見ることも無(の)うして、生まれ出(い)でてより例(ためし)なき克己と辛抱をもって当てもなきものを待ちけるなり。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)