“妬情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とじょう50.0%
とじやう25.0%
ねたみごころ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、男女間の妬情とじょうに氏はほとん白痴はくちかと思われるくらいです。が氏とて決してそれを全然感じないのではないそうですが、それにいて懸命けんめいになる先に氏は対者あいてに許容を持ち得るとのことです。
むらむらと妬情とじやうが胸いつぱいに燃ゆるはずみに帯どめをはづしてその細ひもを情婦の首めがけて後方から投げかけると、細ひもはへびのやうに情婦の首にからみついたので、あれ、と叫ぶとたん
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
いかにも妬情ねたみごころをふくみし眼の色にて、やゝひさしく見てぞかへりけり(さきに扇をあたえし貴人は国王にて、のちにきたりし貴女は王の妃なるべし)