“夫婦喧嘩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうふげんか37.5%
ふうふげんくゎ12.5%
ふうふげんくわ12.5%
みょうとげんか12.5%
めをとけんくわ12.5%
めをとげんくわ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それじゃ天下太平なものでありそうだのに、やっぱり夫婦喧嘩ふうふげんかも兄弟喧嘩もありました。あったに違なかろうと、まあ思うのです。
創作家の態度 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
(まだ見てるのかい。よくよく執念深いやつだ。夫婦喧嘩ふうふげんくゎの飛ばっちりはよしてれ。)
電車 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
「どうしたんだえら、夫婦喧嘩ふうふげんくわでもしたか」醫者いしや毎日まいにち百姓ひやくしやう相手あひてにしてくだけて交際つきあ習慣しふくわんがついてるので、どつしりとおほきな身體からだからかういふ戯談じようだんるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
『美しい母御前と、スガ目殿との夫婦喧嘩みょうとげんかで、また、わが家にもいたたまれずに出て来たか』
このごろ議員候補者や、その運動者がぴし/\引張ひつぱられてゐるが、みんな有罪の判決を受けてゐる所を見ると、可憎あひにくと腹の減つた、うちでは夫婦喧嘩めをとけんくわ絶間たえまが無い裁判官が多いと見える。
「風呂場で夫婦喧嘩めをとげんくわすると、乃公おれが困るやないか。……駒、お前一寸京子の番してて呉れ。定はん、そんなら一つ焚いてんか。頼む。」
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)