“天慶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんぎょう80.0%
てんきやう13.3%
てんぎやう6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思えば危うい限りだった小柳生の城も——天慶てんぎょう以来つづいて来た柳生ノ庄七千石の領土も——ために、計らずも無事なるを得た。
剣の四君子:02 柳生石舟斎 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
○北野の御社のはじめ天慶てんきやう五年六月九日より勅命ちよくめいによりて建創たてはじむ。其起りは西の京七条にすみたる文子あやこといふ女に神たくありしによりてなり。(北野縁起につまびらかなり。)
天慶てんぎやうの純友、康和の義親、平治の信頼、此等は猛き心も奢れることも、皆とりどりにこそありしかども、まぢかくは六波羅の入道、さきの太政大臣平朝臣清盛公と申しし人の有様