“大鰐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおわに80.0%
おほわに20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
Y君も大鰐おおわにまで送って来て、こゝにたもとわかった。余等はこれから秋田、米沢、福島をて帰村す可く汽車の旅をつゞけた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
前夜の夕刊に青森あおもり大鰐おおわにの婚礼の奇風を紹介した写真があって、それに紋付き羽織はかまの男装をした婦人が酒樽さかだるに付き添って嫁入り行列の先頭に立っている珍妙な姿が写っている。
三斜晶系 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
Y君も大鰐おほわにまで送つて來て、こゝに袂を分つた。余等はこれから秋田、米澤、福島を經て歸村す可く汽車の旅をつゞけた。
熊の足跡 (旧字旧仮名) / 徳冨蘆花(著)