“大象”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいぞう37.5%
おおぞう25.0%
たいぞう25.0%
たいざう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「——やったな」と智深は四つン這いになって上をめあげた。一段一段、大象だいぞうのようにゆっくり登ってくる。恐ろしさに役僧どもも職人もタジタジと後退あとずさりした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まるで大象おおぞうを、つばめむれがおいまわすような恰好かっこうだ。——空魔艦と、敵の戦闘機せんとうきとの空中戦は。
大空魔艦 (新字新仮名) / 海野十三(著)
わッははは、そちもか。もッと出い。こッちへ出い。恥ずかしがって何のことじゃ。ウフフ、あはは。のう京弥、ことわざにもある。女子おなごの毛一筋は、よく大象たいぞう
地平ちへいのはてを大象たいざうむれぎよしながら
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)