“大病人”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
たいびょうにん	33.3%
たいびやうにん	33.3%
だいびょうにん	33.3%

たいびょうにん

與「誰エ小言云った、能くねえ事（こっ）た、貴方（あんた）正直だから悪（わり）い、此の大病人（たいびょうにん）に小言を云うってえ、此の馬鹿野郎め」

真景累ヶ淵 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)

たいびやうにん

何（なん）だつて、又（また）……大病人（たいびやうにん）を釣臺（つりだい）でかゝへて居（ゐ）て、往來（わうらい）、喧嘩（けんくわ）も出來（でき）ない義理（ぎり）ですから、睨着（にらみつ）けて其（そ）のまんま歩行（ある）いたさうです。

浅茅生 (旧字旧仮名) ／ 泉鏡花(著)

だいびょうにん

「何（なに）をいうのさ。太夫（たゆう）は大病人（だいびょうにん）なんだよ。ちっとだッて騒（さわ）いだりしちゃァ、体（からだ）に障（さわ）らァね。一緒（しょ）について行（ゆ）くなァいいが、こッから先（さき）へは出（で）ちゃならねえよ」

おせん (新字新仮名) ／ 邦枝完二(著)

“大病人”の解説

『大病人』（だいびょうにん）は、1993年の日本映画である。
癌で余命1年となった男。残りの人生をどう生きるか、どう死ぬかという人間の葛藤を、コメディを交えながら描く。
この作品で日本アカデミー賞において三國連太郎が主演男優賞を、小野寺修が録音賞を受賞した。
(出典:Wikipedia)

大	常用漢字 小１ 部首:⼤ 3画
病	常用漢字 小３ 部首:⽧ 10画
人	常用漢字 小１ 部首:⼈ 2画