“たいびょうにん”の漢字の書き方と例文
語句割合
大病人100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
與「誰エ小言云った、能くねえこった、貴方あんた正直だからわりい、此の大病人たいびょうにんに小言を云うってえ、此の馬鹿野郎め」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「そうとも、人間にんげんでいえば、大病人たいびょうにんだぞ。かれなければいいが。」と、おばあさんは、しんぱいしました。天気てんきがつづくと、おばあさんは、したからみずをくみげて、もとへかけてやりました。
青葉の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
あのくらいな大病人たいびょうにんを置いて出歩いちゃアいけませんぜ
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
主「それでも斯様こん大病人たいびょうにんを何うなさる積りで」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)