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大憤慨
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だいふんがい
ふりがな文庫
“
大憤慨
(
だいふんがい
)” の例文
善金
(
ゼンキン
)
は
大憤慨
(
だいふんがい
)
さ。なにか支那の
格言
(
かくげん
)
のようなことをいった。エーと、
身体
(
からだ
)
は両親のもの……それからなんだったかな
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
僕は
大憤慨
(
だいふんがい
)
をして、透明碗の壁を両手でたたき続けた。すると男女の学生たちは、みんな僕の前に集まって来て、透明
壁越
(
へきご
)
しに僕をしげしげと見まもるのだった。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
でないと、もしもこの僕が時間器械を使ってこの町へもぐりこんだ怪しい客だと知れたときには、この老ボーイを始めホテルの支配人以下は
大憤慨
(
だいふんがい
)
をして、僕を外へ放りだすことであろう。
海底都市
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼は二時間あまりも改札口で待ち
呆
(
ぼう
)
けをくわされたであろう。駄目と分って、彼は
大憤慨
(
だいふんがい
)
の
態
(
てい
)
でそこを出たが、なにぶんにも天災地変のことであり、
人力
(
じんりょく
)
ではどうすることもできなかった。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
スミス警部は
大憤慨
(
だいふんがい
)
のあまり、ルゾン号の無電室にかけこんだ。
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
憤
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
慨
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫