“大意張”の読み方と例文
読み方割合
おおいばり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思えば母が大意張おおいばりで自分の金を奪い、遂に自分を不幸のドン底まで落したのも無理はない。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
遊女八人の身抜みぬけをさしたと大意張おおいばりの腕だから、家作などはわがものにして、三月ばかり前までは、出稼でかせぎの留守を勤めあがりの囲物かこいもの、これは洲崎に居た年増としまに貸してあったが、その婦人おんなは、この夏
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)