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大喝一声
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だいかついっせい
ふりがな文庫
“
大喝一声
(
だいかついっせい
)” の例文
大喝一声
(
だいかついっせい
)
、金博士は相手の
頤
(
あご
)
をぐわーンと一撃やっつけた。とたんにあたりは
大洪水
(
だいこうずい
)
となったという暁の
珍事
(
ちんじ
)
であった。
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
今まで息を殺していた土方歳三が
大喝一声
(
だいかついっせい
)
、
自
(
みずか
)
ら
颯
(
さっ
)
と太刀を引き抜くと、
蝗
(
いなご
)
の如く十余人抜きつれて乗物を囲む。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大根
(
おおね
)
の気性がさっぱりしていたからであろう。なにかというとすぐ「馬鹿野郎。」と
大喝一声
(
だいかついっせい
)
した。祖父はたいへん毛深いたちで、とりわけてひげが濃かった。すこし
剃刀
(
かみそり
)
を怠ると恐い顔になる。
桜林
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
と声をかける
大喝一声
(
だいかついっせい
)
、ピイーンと曲者の
肝
(
きも
)
へ響きます。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「こらッ」と
大喝一声
(
だいかついっせい
)
、塀のかげから
佩剣
(
はいけん
)
を鳴らして飛びだしてきた一人の警官! 帆村の
頸
(
くび
)
っ玉をギュッとおさえつけた、帽子が前にすっ飛んだ。
人造人間事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
今藤六が障子越しに
突込
(
つきこ
)
みに掛る途端に
大喝一声
(
だいかついっせい
)
で
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大喝一声
(
だいかついっせい
)
、怪塔王の
膝頭
(
ひざがしら
)
は、帆村の下腹をひどいいきおいでつきあげました。腹の皮がやぶれたろうと思ったくらいです。
何条
(
なんじょう
)
もってたまりましょう。
怪塔王
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そうだとすれば、怪塔を爆発からすくうのは、今だ、今だけである、そう思った怪塔王は、いきなり三人の黒人の方をふりかえりざま、
大喝一声
(
だいかついっせい
)
しました。
怪塔王
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
喝
常用漢字
中学
部首:⼝
11画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
声
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“大喝”で始まる語句
大喝
大喝采
大喝棒
大喝釆
大喝叱咤
大喝采裡