“夜徹”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よどお81.8%
よっぴて9.1%
よどほし9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多分、町の遊び風呂の女達を引っ張りこんで、夜徹よどおしで飲み明かした連中が、今ぞろぞろ帰ってゆくのであろう。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小学校の運動会で、父兄が招かれる。村の恵比寿えびすこう、白米五合銭十五銭の持寄りで、夜徹よっぴての食ったり飲んだり話したりがある。日もいよ/\短くなる。甘藷や里芋も掘って、土窖あなしまわねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
先日こなひだ独逸の潜航艇問題が起きた時、ウヰルソン氏は色々心配の余り、幾日か夜徹よどほしをして仕事に精を出した。