“多端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たたん81.8%
たゝん9.1%
タタン9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つうたつとでも言いましょうか、江戸始まって以来の奇才と評判される多忙多端たたんの源内先生が、明和七年正月十六日の朝ぼらけ
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
平「此の程は役がかわってから稽古場もなく、誠に多端たゝんではあるが、ひまの節に随分教えてもやろう、其のほうの叔父は何商売じゃの」
巷説カウセツ多端タタン、ソノ首ヲ見ザレバタシカメ難シトイヘドモ、滅亡ノ条勿論歟モチロンカ
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)