“増井川”の読み方と例文
読み方割合
ますいがわ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ご門を出てから十町ばかり参ったところ——あの増井川ますいがわ桃源橋とうげんばしへかかるてまえであったそうです。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、増井川ますいがわ桃源橋とうげんばしまで来たときだった。こんどは、ふたりともが、一緒に驚きの声を放って
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
文八は、おとといの夕方、江橋林助えばしりんすけ増井川ますいがわの附近で見かけたという怪しげな旅商人たびあきゅうどのことなど思い出していた。それに関連があるのではなかろうか——と、さまざまな想像をめぐらしはじめた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)