国衙こくが)” の例文
彼は、それをさらに確証づけるために、武蔵、上野、下野、常陸、下総など、五ヵ国の国衙こくがから、解文げぶん(官庁の証明)を取り寄せて
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
美濃からの収入というは主なるはその国衙こくが料であって、これは直接に取り立てるのではなく、美濃の守護土岐氏の手を経由するものである。