“四隅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よすみ97.2%
しぐう2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まづ四隅よすみの柱と横の桟とは黄金きんで作り、彫刻ほりものをして、紅宝石、碧玉へきぎよく、紫水晶などをはめそれに細い銀の格子が出来てをりました。
孝行鶉の話 (新字旧仮名) / 宮原晃一郎(著)
ところが、片足が凧のひもにひっかかっていました。凧の四隅よすみや中程についてる紐が一つにまとめてあるその真中に、足をふみこんだのです。
椎の木 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
この柱が、須弥壇しゅみだん四隅しぐうにある、まことに天上の柱である。
七宝の柱 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)