四才よっつ)” の例文
手前の考えでは若様はだお四才よっつかお五才いつゝ御頑是ごがんぜもなく、何わきまえない処のお子様でございますから、万々一まん/\いち大殿様がお逝去かくれに相成った時には
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
數「それはと違うだろう、菊様はお血統ちすじだ、仮令たとえ四才よっつでも菊様が御家督にならなければなるまい、御舎弟を直すのは些と道理に違ってるように心得る」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
深いなれども御舎弟様が御家督と云えばお快くないから御臨終ごりんじゅうが悪かろうと思う、どうもお四才よっつでもお血統はお血統、若様を御家督にするが当然かと心得るな
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)