“四君子”の読み方と例文
読み方割合
しくんし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中で一番盛でもありまたよい仕事ぶりを見せたのは土瓶の類であります。山水や四君子しくんしの絵を好んで描きます。黒の線描せんがきに緑やあめ色を差します。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
兄はよく四君子しくんしを画いたり、庭を写生したりしたので、童子が牛に乗って笛を吹いている絵をことによく画きました。それがかわいいので、よくねだってもらったものでした。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
日本画においてはじめに四君子しくんしさえよくおぼえ込んだらのちのあらゆる絵画にはその手法が織り込まれているから容易たやすいというのと同じで、笑う序、破、急、怒る序、破、急、くさる序、破