“商埠地”の読み方と例文
読み方割合
しょうふち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人間の営みは、二百年、三百年の仕来りといえども時が来れば余りにもろくくずれるものであった。商埠地しょうふちのオダル港に出て彼は廃藩のうわさを聞いた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
彼は、そこから、商埠地しょうふちの街をはすかいに通りぬけて工場へ通った。
武装せる市街 (新字新仮名) / 黒島伝治(著)