“唯懐”の読み方と例文
読み方割合
ただおもひ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯懐(ただおもひ)を亡(な)き人に寄せて、形見こそ仇(あだ)ならず書斎の壁に掛けたる半身像は、彼女(かのをんな)が十九の春の色を苦(ねんごろ)に手写(しゆしや)して、嘗(かつ)て貽(おく)りしものなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)