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唐詩選
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たうしせん
ふりがな文庫
“
唐詩選
(
たうしせん
)” の例文
或日おれは
檻
(
をり
)
の羊に、いろいろな本を食はせてやつた。聖書、Une Vie,
唐詩選
(
たうしせん
)
、——
何
(
なん
)
でも羊は食つてしまふ。
動物園
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
風流自喜偶歩
(
ふうりうおのづからぐうほをよろこぶ
)
、と
云
(
い
)
ふので、
一六
(
いちろく
)
が
釜日
(
かまび
)
でえす、とそゝり
出
(
で
)
る。
懷中
(
くわいちう
)
には
唐詩選
(
たうしせん
)
を
持參
(
ぢさん
)
の
見當
(
けんたう
)
。
世間
(
せけん
)
では、あれは
次男坊
(
じなんばう
)
と、
敬
(
けい
)
して
遠
(
とほ
)
ざかつて、
御次男
(
ごじなん
)
とさへ
云
(
い
)
ふくらゐ。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こゝに
近
(
ちか
)
き
西禅院
(
さいぜんゐん
)
の
童僧
(
どうそう
)
通
(
とほ
)
りかゝり、
唐詩選
(
たうしせん
)
にておぼえたる
蛾眉山
(
がびさん
)
の文字を
読
(
よみ
)
、これは
唐土
(
から
)
の物なりときゝて
貧民
(
ひんみん
)
拾
(
ひろ
)
ひて持かへり、さすがに
唐土
(
から
)
の物ときゝて
薪
(
たきゞ
)
にもせざりしに
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
こゝに
近
(
ちか
)
き
西禅院
(
さいぜんゐん
)
の
童僧
(
どうそう
)
通
(
とほ
)
りかゝり、
唐詩選
(
たうしせん
)
にておぼえたる
蛾眉山
(
がびさん
)
の文字を
読
(
よみ
)
、これは
唐土
(
から
)
の物なりときゝて
貧民
(
ひんみん
)
拾
(
ひろ
)
ひて持かへり、さすがに
唐土
(
から
)
の物ときゝて
薪
(
たきゞ
)
にもせざりしに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“唐詩選”の解説
『唐詩選』(とうしせん)は、明の李攀竜が編纂したといわれる唐代の漢詩選集。出版年代は李攀竜の死後、16世紀末から17世紀初頭とされる。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
詩
常用漢字
小3
部首:⾔
13画
選
常用漢字
小4
部首:⾡
15画
“唐詩選”で始まる語句
唐詩選掌故