“蛾眉山”の読み方と例文
読み方割合
がびさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんずるに、蛾眉山は唐土の北に峻岳じゆんがくにて、富士にもくらぶべき高山なり。絶頂ぜつてうみね双立ならびたちて八字をなすゆゑ、蛾眉山がびさんといふなり。
あんずるに、蛾眉山は唐土の北に峻岳じゆんがくにて、富士にもくらぶべき高山なり。絶頂ぜつてうみね双立ならびたちて八字をなすゆゑ、蛾眉山がびさんといふなり。
こゝにちか西禅院さいぜんゐん童僧どうそうとほりかゝり、唐詩選たうしせんにておぼえたる蛾眉山がびさんの文字をよみ、これは唐土からの物なりときゝて貧民ひんみんひろひて持かへり、さすがに唐土からの物ときゝてたきゞにもせざりしに