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哀憐
ふりがな文庫
“哀憐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいれん
65.5%
あはれみ
13.8%
あわれみ
13.8%
あいりん
3.4%
あわれ
3.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいれん
(逆引き)
例えば
可憐
(
かれん
)
な小動物が
苛
(
いじ
)
められているのを見て、
哀憐
(
あいれん
)
の情を催し、感傷的な態度で見ている人は、その態度に於て主観的だと言われる。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
哀憐(あいれん)の例文をもっと
(19作品)
見る
あはれみ
(逆引き)
丑松は仙太を
背後
(
うしろ
)
から
抱〆
(
だきしめ
)
て、誰が見ようと笑はうと
其様
(
そん
)
なことに頓着なく、
自然
(
おのづ
)
と
外部
(
そと
)
に表れる深い
哀憐
(
あはれみ
)
の
情緒
(
こゝろ
)
を寄せたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
哀憐(あはれみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
あわれみ
(逆引き)
深い
哀憐
(
あわれみ
)
のこころが岸本の胸に
湧
(
わ
)
いて来た。そのこころは節子を救おうとするばかりでなく、また彼自身をも救おうとするように湧いて来た。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
哀憐(あわれみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
あいりん
(逆引き)
その心、夜に似て
暗憺
(
あんたん
)
、いひしらず汚れにたれど、また一種の美、たとへば、濁江の底なる眼、
哀憐
(
あいりん
)
悔恨の
凄光
(
せいこう
)
を放つが如きもの無きにしもあらず。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
哀憐(あいりん)の例文をもっと
(1作品)
見る
あわれ
(逆引き)
その余裕のなき心の持ち方は笑止でもあり、
哀憐
(
あわれ
)
でもある。理知の根源であり、愛の源である神を信じてみよ。その信仰から心の余裕も力も
湧
(
わ
)
き出でる。理知さえ神から出ているのだ。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
哀憐(あわれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“哀憐”の意味
《名詞》
哀 憐(あいれん)
かわいがって哀れむこと。
(出典:Wiktionary)
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
憐
漢検準1級
部首:⼼
16画
“哀憐”の類義語
憐憫
同情
容赦
恕
慈悲
人情
恩情
同情心
“哀憐”で始まる語句
哀憐惠與
検索の候補
御哀憐
哀憐惠與
“哀憐”のふりがなが多い著者
矢内原忠雄
ヴィクトル・ユゴー
アリギエリ・ダンテ
三上於菟吉
島崎藤村
尾崎士郎
徳田秋声
長塚節
斎藤茂吉
有島武郎