“和蘭船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おらんだぶね50.0%
オランダぶね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和蘭船おらんだぶねの帆の張り方を知って、どんな逆の風でも船を走らして、出没自在の海賊の棟梁とうりょう、なんでも八丈島はちじょうじま沖の無人島で、黒船と取引もしていたッてえ、あ、あ、あの松五郎の娘……あの松五郎の娘が
悪因縁の怨 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
ジヤケツの上衣うはぎの長いのやの大きくひろがつたのなどは、昔長崎へ来た和蘭船オランダぶねの絵の女を見る様に古風であるだけ今日こんにちの目には田舎ゐなか臭い。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)