“和蘭陀館”の読み方と例文
読み方割合
オランダやかた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のね、可愛かはいらしいのが、ときの、和蘭陀館オランダやかた貴公子きこうしですよ。御覽ごらん、——おちなさいよ。うしてならべたら、なんだか、ものりないから。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「此のね、可愛らしいのが、其の時の、和蘭陀館オランダやかたの貴公子ですよ。御覧、——お待ちなさいよ。うして並べたら、何だか、もの足りないから。」
印度更紗 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)