味飯かやくめし)” の例文
月並能の後、一人頭二三十銭宛切り立てて舞台で御馳走を喰うのが習慣になっていたが、御馳走といっても、味飯かやくめし清汁すまし、煮〆程度の極めて質素なものであった。
梅津只円翁伝 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)