“同(お)” の例文
……生れようと思うて、生れるものはないし、死なうと思うて死ぬものもまア滅多にないのと同(お)なしことぢや。婚禮だけが本人の承知不承知を喧ましく言ふにも當るまい。
ごりがん (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
いつでも焼酒(しょうちゅう)ばいっぱい引っかけた時と同(お)んなじように、楽しか気もちで居(お)れますがな。人間は悲しかことや、辛(つら)かことばかりじゃが、神さまになれば楽しかことばかりですがな
南方郵信 (新字新仮名) / 中村地平(著)