“召放”の読み方と例文
読み方割合
めしはな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし中黒達弥を召放めしはなしております。そのために密通の風評が起こりましたので、そこになにかこんたんがあるものと、私は存じます。
其方村長むらをさ役をもつとめながら傳吉留守中同人叔母早と密通みつつうに及び早を我が家へ引取妻と致し其後村長役を召放めしはなされ傳吉へ後役あとやく申付られしをねたく思ひ加之猿島河原に於て現在げんざい娘千代事うつせみを切害し其罪を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
祖父の代までは微禄の御家人で、本所のほうの小屋敷に住んでいたらしい。父が家督をし、祖父が亡くなるとまもなく、小普請組こぶしんぐみのうち十年無役むやくの者が召放めしはなしになった。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)