“古銅”の読み方と例文
読み方割合
こどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひる前に隱居も古銅こどうの花瓶と、二幅對の箱と合乘でゆかれたあと入替いりかはりに、昨日花屋から來た松の枝小僧が取にくる
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
さてしかし骨董という音がどうして古物こぶつの義になるかというと、骨董は古銅こどう音転おんてんである、という説がある。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
……これから案内あんないしたがつて十二でふばかり書院しよゐんらしいところとほる、次は八でふのやうで正面しやうめんとこには探幽たんにゆう横物よこものかゝり、古銅こどう花瓶くわびんに花がしてあり、煎茶せんちや器械きかいから、莨盆たばこぼんから火鉢ひばちまで
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)