“古帽子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふるしやつぽ33.3%
ふるぼうし33.3%
ふるシヤツポ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
破れ掛つた処を、襤褸ぼろ古帽子ふるしやつぽで埋めた窓が、広く開けてあつて、戸の上には、「ジヨナタン、ヅウリツトルの聯邦客舎」と塗字で書いてあります。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
永き日やつばたれさが古帽子ふるぼうし
自選 荷風百句 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
『いやいや。』目賀田は骨ばつた手を挙げて周章うろたへて打消した。『誰が貴方、犬ででもなけれあ、あんな古帽子ふるシヤツポを持つて行くもんですかい。冠つて出るには確に冠つて出ましたよ。 ...
(新字旧仮名) / 石川啄木(著)