口附くちつき)” の例文
衛生学者は自分の口から出る一語一語が、生みたての卵のやうに滋養に富んでるらしい口附くちつきをして喋舌しやべつた。
馬の口附くちつき来る事遅きをなじれば馬に任せて往かれよという故、馬の往くままに進行すると、川の面六、七間なるに大木をふたつに割って橋とす。その木の本広さ三就ばかり末は至って細し。