“口述”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くじゅつ50.0%
くちず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大罪人に用いる上柄(かみがら)流本繩の秘伝、小刀か笄(こうがい)で親指の関節(ふし)に切れ目を入れ、両の親指の背を合わせて切れ目へ糸を廻わして三段に巻いて結ぶという、これが熊谷家口述(くじゅつ)の紫繩。
故十方斎先生は、此室(ここ)で皆伝(かいでん)の秘密の口述(くちず)をしたもので、大廊下からわかれてこっちへ通ずる小廊下の床(ゆか)が、鶯張(うぐいすば)りになっている。踏(ふ)むと音がするんです。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)