“卷烟草”の読み方と例文
新字:巻烟草
読み方割合
まきたばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夕ゆうべ折鞄をりかばんまた丁寧ていねいわきけて、ゆつくり卷烟草まきたばこかしながら、宗助そうすけふことを、はあ/\といてゐたが、どれ拜見はいけんいたしませうと御米およねはうなほつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
何時いつとほつてものぞかれて、あゝ高坂かうさかろくさんが子供こどもであつたころ、學校がくかう行返ゆきもどりにつては卷烟草まきたばこのこぼれをもらふて、生意氣なまいきらしう吸立すいたてたものなれど、いま何處どこなにをして
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)