卒倒そつたう)” の例文
病症びやうしやう脊髓腦膜炎せきずゐなうまくえんとかいふ劇症げきしやうで、二三にち風邪かぜ氣味きみてゐたが、便所べんじよつたかへりに、あらはうとして、柄杓ひしやくつたまゝ卒倒そつたうしたなり
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
『え、え、え。』と、はじめて此事このこと氣付きづいた吾等われらどうは、ほとん卒倒そつたうするばかりにおどろいた。大佐たいさふか嘆息ためいきもらして
パツとあかるくなる、わたくし一見いつけんして卒倒そつたうするばかりにおどろさけんだよ