“千代田”の読み方と例文
読み方割合
ちよだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名探偵明智小五郎の事務所は、一年ほどまえから千代田ちよだ区にあたらしくたった麹町こうじまちアパートという高級アパートに、移っていました。
黄金豹 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
松島を旗艦として千代田ちよだ厳島いつくしま橋立はしだて比叡ひえい扶桑ふそうの本隊これにぎ、砲艦赤城あかぎ及びいくさ見物と称する軍令部長を載せし西京丸さいきょうまるまたその後ろにしたがいつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
『八島』の後から、つづいて姉妹艦の『千代田ちよだ』と『秋津洲あきつしま』が、むくむくッと渦巻を湧きたたせて浮き上ったが、内火艇は全速力で、湾の一番奥にある、富士洞窟に向って急行しているのだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)