“勅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょく42.9%
ちよく19.0%
みことのり14.3%
ミコト9.5%
チヨク9.5%
のり4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永楽帝のこの報を得るや、宋晟そうせいちょくして儆備けいびせしむるのみならず、備えたるあること知りぬし。宋晟は好将軍なり、平羌将軍へいきょうしょうぐん西寧侯せいねいこうたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
天皇おほきみは神にしますぞ天皇おほきみちよくとしいはばかしこみまつれ (橘曙覽)
愛国歌小観 (旧字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
みことのりのままに奉ると申しければこのおとめを湯津ゆづのつまくしに取りなし、みずらにさし八醞やみおりの酒を八つのふねにもりて待ちたもうに、はたしてかの大蛇おろち来たれり。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
ミコトにそむく そむかず 正し見て、罪の有無アリナシ うたがひはらせ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
天皇スメラギは 神にしますぞ。天皇のチヨクとしいはゞ、かしこみまつれ◎
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
彼の「のりなればともかしこし鶯の宿はと問はばいかに答へむ」という故事のあったために鶯宿梅の名も生じ
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)