“劉三吾”の読み方と例文
読み方割合
りゅうさんご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翰林学士かんりんがくし劉三吾りゅうさんご御歎おんなげきはさることながら、既に皇孫のましませば何事か候うべき、儲君ちょくんと仰せ出されんには、四海心をけ奉らんに、のみは御過憂あるべからず、ともうしたりければ
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ここおいて太祖ひそか儲位ちょいえんとするに有りしが、劉三吾りゅうさんごこれはばみたり。三吾は名は如孫じょそんげんの遺臣なりしが、博学にして、文をくしたりければ、洪武十八年召されてでゝ仕えぬ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)