“割前”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わりまへ50.0%
わりまえ40.0%
わりめえ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ルンプが急に独逸ドイツへ帰つたよ。君によろしくと云つて、其れから写真代の取替とりかへとか割前わりまへとかを君に渡してれつて預けて行つたよ。」
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
西洋料理を一皿二皿喫ってビールを一本飲むくらいなら三四円もあればよいだろう、と、彼は朋友と西洋料理に往った時の割前わりまえを考えだしていた。
牡蠣船 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
八「笑かせアがらア、若大将わかてえしょうに胡麻すりアがって脊負おんぶのくせに、割前わりめえが出ねえと思ってふざけアがると向うずねぶっくだかれねえ用心しやアがれ」