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副
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かな
ふりがな文庫
“
副
(
かな
)” の例文
然るに矛盾に滿ちて居る人の世は、如何なる時に於ても、人の望に
副
(
かな
)
つた無疾病の世といふものが現在した例を見せて居ない。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
かように一面には当時の
所謂
(
いわゆる
)
文壇が、予に実に
副
(
かな
)
わざる名声を与えて、見当違の幸福を強いたと同時に、一面には予が医学を以て相交わる人は
鴎外漁史とは誰ぞ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
上
(
かみ
)
の御意図に
副
(
かな
)
うわけで、必ずお気に入りましょう。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
この柵草紙の盛時が、即ち鴎外という名の、
毀誉褒貶
(
きよほうへん
)
の
旋風
(
つむじかぜ
)
に
翻弄
(
ほんろう
)
せられて、予に実に
副
(
かな
)
わざる
偽
(
いつわり
)
の幸福を贈り、予に学界官途の不信任を与えた時である。
鴎外漁史とは誰ぞ
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
副
常用漢字
小4
部首:⼑
11画
“副”を含む語句
副食物
車副
副木
副馬
相副
副食物拵
副国
副島種臣
副島
副使
副業
副将
道副
差副
北副佶摩
副食
副領事
副長
副財
副読本
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